2024年03月29日
バニティー 狭小スペースを素敵な空間に
BEFORE
小さな手洗器が備わっただけの手狭でシンプルな手洗いスペースでした。
ただでも窮屈な空間ですが、おまけにトイレに入る前にも扉があって、狭小さが際立っていました。
向かって左側に大きめの手洗器を設置したいのですが、既存の給水と排水が正面にあって、その位置を変えようとすると工事が大掛かりになってしまいます。問題は、給排水の位置を換えずにどうやって手洗い場所を左側にきれいに収めるかです。
AFTER
ちょっとした間取り変更が必要でした。トイレ前のドアを撤去して短い袖壁だけを残し入口になるドアの位置を少し右にずらして、左側にキャビネットを配置するためのスペースを確保しました。
手洗器はキャビネットに載せるスタイルして、横から伸びる給排水管を見えないように通すためには設備壁が必要になります。
設備壁をキャビネットと一体に見せるデザインにして、配管はその中を通す案を採用しました。
※図面は2020(トエンティトエンティ)デザインで作成しています。2020デザインでは、平面図と立面図とパースを同時に確認しながらプランすることができます。
パースをテクスチャ(希望の色を載せる)にして完成イメージを確認します。実際に採用する陶器と水栓とタイルをカタログから選べば準備は終了です。
工場でキャビネットを作成しますので、現場では設置と塗装作業だけ。今回は現場での作業は2日間で完成しました。
2024年03月29日
ドア入替えを行いました。
BEFORE
「メンテナンスフリー」などと説明されて選んだスチールドアですが、枠材とモールディングの素材選びまで配慮できてなかった例が多いようです。このケースでは枠とモールディング(外部)は早く傷んできます。
ドア下部の構造躯体にも傷み始めていてロックセットもガタついていたこともあって、オーナー様はドアユニットを全て交換することをご要望されました。
AFTER
新しいドア枠を設置して、枠廻りの防水処理をきちんと施工します。ドアパネルとロックセットを取り付けて工事は一日で完了。*塗装は、当社工場であらかじめ塗ってから搬入しました。
2024年03月29日
ドアパネル以外をリニューアルいたしました。
BEFORE
輸入住宅の現場では、ドアはスチール面材でさほど傷んでいないのに、枠にダメージが来ているケースを見かけます。
築17年です。縦枠とブリックモールド(外部ケーシング)がシロアリにヤラれた様子が目視で確認できる状態でした。新築から5-6年で雨漏れが始まり、しばらくしてシロアリが出るようになったそうです。
AFTER
ドアパネルは再利用できると判断して、「枠、敷居、ブリックモールド、金物を交換する」ことをご提案しました。枠とブリックモールドは、腐食の心配を軽減できるコンポジット材をお進めしました。
やはり壁を一部作り直す必要がありました。
新しくした構造材には防蟻処理をして、ヒンジとドアを設置し直し。ロックセットを交換しました。お好みの色を塗装して完了です。
2024年03月29日
ダイレクトFIXガラス交換を行いました。
BEFORE
カナダ製の某アルミクラッド窓です。ダイレクトピクチャーと呼ばれるタイプのFIXガラス窓で、窓本体枠に直接ガラスを嵌め込んであります。
スペーサー(ペアガラスの間にある部材)に異変か生じてペアガラス内部で変形して膨らんできていました。
AFTER
この窓を作った工場は親会社の都合で閉鎖されてしまっているので、交換用の押縁は入手できません。この場合のペアガラス交換は室内側から行うしかありません。
ペアガラスはしっかりと採寸して輸入手配します。
先に取り外した木製枠を再取り付けして、ケーシングを復旧すれば作業完了です。
2024年03月29日
スライディングパティオドア グレードアップ 大阪府 H氏邸を行いました。
BEFORE
築26年の輸入住宅
フィートモジュールで建築されていて、当時としては本格派。
他の全ての窓は木製ペアガラス入り木製サッシ:米国製だが、タタミルームの掃き出し窓だけは、(建築当時、予算の都合で)アルミフレームだった。
ペアガラス内が若干曇ってきたのを機に、交換することに。
AFTER
和風のテイストに合わせて、木製枠でフレンチタイプのサッシをご提案。
ガラスはLow-Eで紫外線もブロックする性能を併せ持つ優れもの。
限られたご予算を出来るだけ性能の良いサッシに使っていただくため、室内側の壁を補修する必要のない方法で施工しました。
2024年03月29日
キッチンリフォーム 京都市 N氏邸を行いました。
BEFORE
1984年に建築された瀟洒な邸宅です。まだ「輸入住宅」というカテゴリーが存在しなかった時代に、住んでいたニューヨーク郊外の家をモデルに、設計モジュール、工法、建材までをアメリカから直輸入して建築されました。リフォームに当たり「こんな感じで・・・」とこの一枚の写真を見せていただきました。
AFTER
キャビネットの素材と仕上げ色を実物でご確認いただいて、メープルにSage(セージ)色ペイントをお選びいただきました。ウッドブロックはやんわりと却下いただきポストホームに、作業台上のウォールキャビネットをオープンシェルフに決りました。
目に見えないところでは、キャビネットBoxを強固な合板仕様に、ドアヒンジと引出し金物は途中で手を放しても自動的に閉まるインモーションをご選択されました。
2024年03月29日
ベイ・ウインドウ(出窓)の交換を行いました。
使用パーツ・建材
BEFORE
開閉可能なケースメントサッシだけでなく、中央のFIXサッシの木部にも腐食の状態が確認でき、さらに窓台の天板にまで腐食が回っていることが判りました。
出窓を撤去してフラットな連窓にするご提案もさせていただきましたが、少しでも部屋を広く感じられるのでやはり出窓を復旧したいとのご希望もでアルミクラッド(木製+アルミ被覆)のベイウインドウに交換することになりました。
AFTER
出窓の搬入、足場設置など、大変な工事ではありましたが、お施主様からは「部屋の雰囲気は今まで通り広々感があり、これまでよりも重厚さが増して木製にこだわって良かった。」とご好評をいただきました。