2024年03月29日
テラスドアを窓に交換するリフォームを行いました。
BEFORE
ドアからの雨漏りが酷いとのお問い合わせを受けて調査に伺いました。
築20年になる建物で、10年以上前から大雨が降ると上枠辺りから室内へ漏水があるとのこと。
他の業者に依頼し、ドア外側周囲にコーキングを施したそうですが、「効果は無く、その後も漏水は止まらないので、ドアパネルと枠の隙間を目張りしています。」とのことでした。
聴き取りした症状から、新築の時にドアを取り付けた際の防水処理が不適切だったことが漏水の原因になっていると考えられました。
さらにその後のコーキング処理が侵入した水の出口を奪うことになり、室内への雨漏りを引き起こしたものと思われます。
このような場合、対象方としては、防水処理をきちんと施工し直して、ドアユニットを入れ替えるのがベストです。ドア枠やドアパネルが腐食している場合は、ドアユニットを新しいものにする必要があります。
その説明をさせていただいたところ、お客様からは、「あまり利用しないドアなので、できれば窓に変更したい」とのご要望をいただきましたので、ドアとほぼ同じサイズの窓へのリフォーム工事をご提案させていただきました。
新しい窓が到着後、既存ドアを取り外してみると、ドアの枠と、周囲の構造躯体部分まで酷く腐食が広がっていました。
AFTER
新しい窓を取り付けるため、腐食した構造材を取り換え、開口サイズを調整して、防水処理を施しました。
窓設置後も、入念に防水処理を施してから、撤去した外壁部分をトリムとモルタル(吹付)で復旧しました。
室内側の窓枠と壁の隙間を隠すケーシングは、壁紙の張り直しを避けるため少し幅の広い部材を採用しました。
今回の腐食はドア枠と合板部分がほとんどで、ランバーの被害は軽微でした。
ランバーの腐食が進行していたら、ドア廻りだけでは済まず、より大掛かりな工事が必要になっていたことでしょう。
深刻になる前に処置できて良かった事例です。
これから台風の季節。
今年からは雨漏りに悩まず、お過ごしいただけることでしょう。
2024年03月29日
木製玄関ドアのメンテナンスを行いました。
BEFORE
木製ドアを長持ちさせるには日頃のお手入れが大切です。なかでも、直射日光や風雨にされされる玄関ドアなど外気に接するドアにつきましては、お手入れを怠ると、色落ち、ひび割れ、と劣化が早く進んでしまします。
できれば、劣化が進む前に手当したいものですが、それでもひどい状態になってしまったら修繕が必要です。
AFTER
ワイエムエムでは、補修から塗装まで、木製ドアに精通した職人が傷んだドアの修繕に当たります。ドアが新築当時の輝きと威厳を取り戻せるように、サンディングや下塗りを丁寧に重ねて仕上げます。
2024年03月29日
レトロなフローリング再生を行いました。
BEFORE
1983年に施工されたBruceオーク面材のパーケット(Parquet)フローリングです。テラスへ出るフレンチドア前の床が、腐食と反り返りでこのような状態に・・・。
フローリングを一角剥がしたものを木工得意の仲間に見てもらってレトロなフローリングのリバイバルを依頼いしました。
AFTER
そっくりなフローリングが出来上がってきました。どのようにして作ったかは木工されている方ならわかると思います。
仕上げの塗装は現場で色合わせしました。塗ってすぐは、テカテカして少し違和感があったのですが、1ヶ月経過)して見に行くとすっかり馴染んできていました。
2024年03月29日
北米住宅らしい窓廻りのデザイン変更を行いました。
使用パーツ・建材
アップグレードサッシュキット
BEFORE
アルミクラッド・ダブルハングの窓が開閉できなくなりました。木部の腐蝕とペアガラスの結露も一部に見られますが、メーカーから交換用の部材が入手できないケースです。
窓の本体枠さえしっかりしていれば、本体枠はそのままで、ダブルハング・アップグレードキット(ジャムライナーとサッシュ)を利用して修理することが出来ます。
AFTER
10ヶ所以上のダブルハングに不具合が見つったこの現場でも、詳細な採寸を実施してアップグレードサッシュキットを取り寄せてで修理しました。
ジャムライナーにも木製部分があるため、木部は事前に塗装しました。室内側から見えるアルミや樹脂素材が殆どなくなり、より木製窓らしくなりデザイン性もアップしました。
2024年03月29日
北米住宅らしい窓廻りのデザイン変更を行いました。
使用パーツ・建材
H3シリーズ
BEFORE
サッシ(障子)の木部の腐食がひどく、少なくともサッシュを交換する必要がありました。お調べしたところこの窓のメーカーの工場はすでに閉鎖されていて交換用サッシュの手配が出来ないことが分かりました。つまり窓本体を交換する必要があります。
そこで、アルミクラッドでありながら構造躯体に接触する本体枠にファイバーグラス素材を採用したH3シリーズをご提案させていただきました。その性能と施工方法についてのご説明をさせていただきましたところ、ご納得されご安心いただけました。窓本体の交換をご提案させていただきました。
AFTER
既存窓の撤去から始まって、新窓の取付、防水工事、外部トリムと室内ケーシング取付、塗装仕上げまで、工事は2日間で完了です。
H3シリーズの2連窓は、本体枠の中央に繋ぎ目のない一体構造なので、連窓にありがちな連結部からの漏水の心配がありません。お施主様からは「安心」のお言葉を頂戴しました。