2024年12月18日
窓とパティオドアのリニューアルを行いました。
使用パーツ・建材
H3ケースメント
アルミクラッド スライディングパティオドア
BEFORE
兵庫県中部に多くの被害をもたらした2018年夏の台風がきっかけでした。
窓とパティオドアの、普段は気づけなかった不具合が露になりました。
写真の2階の窓は、強風で窓枠ごと煽られて、壁から外れる一歩手前の状態でした。
新築の窓取り付けで、大切な防水処理が省かれていたことが原因で、窓枠の腐食が進行していた様子で、サッシュを固定するヒンジのビスが効かなくなっていて、サッシ枠と窓枠どちらもしっかりと固定できない状態になっていました。
AFTER
ご検討いただいた結果、奥様曰く「日本製の窓に入れ替えることも検討したのですが、せっかくカワイイ外観が気に入って建てた家なのに、雰囲気がまるで違ってしまうのと工事費もあまり変わらないので・・・、」とのことで、当社のご提案を採用してくださいました。
今度は、防水をきちんと施工して、さらに窓枠が腐食しない新しい窓:Sierra Pacific製のH3シリーズを設置しましたので、もう安心です。
室内側は、少し幅広のケーシングで納めると、窓を撤去した際のビニルクロスの切れ目が隠れるのでクロスを張りなおす必要はありません。
窓廻りにトリムを設置して塗装すれば工事は完了です。
窓廻りのトリムは、単なる化粧材ではなく、将来何らかの理由で窓を交換したい時に、外壁を壊さなくてもトリムだけ外せば比較的に容易に窓の入れ替えができるようにするための仕様です。
北米では、トリム施工が条例で義務化されている地域もあって大変重要なことなのです。