本文へスキップ

株式会社ワイ・エム・エムは北米輸入住宅を専門とする会社です。

TEL. 0797-25-7930

〒659-0021 兵庫県芦屋市春日町13-5-506

火事に強い家

火事で倒壊しない木造住宅
建築材料としての木材の最大の欠点は、火災に弱いことだと思われています。では、万一の火災に見舞われた際、構造材が金属なら大丈夫かというと、決してそうではありません。なぜなら、金属は加熱されると急速に軟化して強度が低下する性質を持っています。鉄は500度になると数分で「引っ張り強さ」が半減。アルミニウムは600度で溶けます。

一方、ある程度の太さを持った材木は、表面は燃えますが、燃えあとに炭化層ができて、それが防火被覆の役割を果たすので、ここからの燃え方は非常に遅くなります。「新聞紙は燃えても百科辞典を燃やすのは大変」だというのと同じことです。


実際の火災になると、最高温度が1000度を超えるといいますから、鉄やアルミニウムなどでは、出火から速い段階で建物に崩壊の危険が出てきます。反面、木造住宅の場合は他の部分は燃えても柱だけは残ります。

耐火構造
シェルキットホームのプラットホーム工法は、全ての天井や壁の室内側に、厚さ12.5mmのプラスターボードを貼り、ドライウォールの耐火仕様にします。

プラスターボードの特性  
 プラスターボードは、石膏をボード原紙に流し込んで作ります。石膏はその重量の21%が結晶水で出来ており、一旦炎があたると熱分解を起こして約25分間水蒸気を放出します。このため、火災が発生しても天井裏や壁内部の温度上昇が抑えられ、火の廻りを遅らせる効果があります。つまり、プラスターボードを貼ることで、構造材(木材)が発火点(約450℃)に達するまでの時間を大きく遅らせる事が出来ます。

(*さらに詳細なプラスターボードの特長についてお知りになりたい場合は、吉野石膏のホームページを参照して下さい。)

ファイヤーストップ
火災の火は空気の流れに沿って燃え拡がっていきます。この性質から日本の在来木造住宅の室内で起きた火災では床下や壁内部のすき間、天井裏が火の通り道となります。


プラットホーム工法ではジョイスト(根太)、スタッド(間柱)などが一定間隔で組まれている床や壁の内部の構造は、防火区画がいくつもつくられているのと同じ状態です。
火の通り道となる床や壁を構成する構造材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断、火が燃え拡がるのをくい止めます。

さらにドライウォール工法によって、壁の入隅だけでなく、壁と天井の入隅もテーピングを行い、部屋内のプラスターボードを一体化します。これによって、隣室への火の廻りが遅くなり、万一火災が発生しても被害の拡大を遅らせることが出来ます。

多数の区画が存在することによって火の進行はさらに遅くなります。このように二重三重の防火機能を持つ「ファイヤーストップ構造」を備えた工法であれば、初期消火の可能性が高まり、万一の火災時の被害を最小限に抑えることができます。

外壁と不燃仕様
北米での一般的な防火の考え方は、自分の家の中から火災を出さないことに主眼を置いています。したがって、敷地の広い北米の住宅は、外壁材や屋根材には木や、不燃仕様でない材料が多くなっています。この考え方は日本では通用しません。シェルキットホームでも、法律や条例に準じた外壁と屋根の仕様を採用します。